ダイビングショップの選び方★痛いショップに合わない方法！

初めてダイビングをするのに、どのショップにしたらいいか、迷いますよね？誰でも当然だと思います。自分に合ったお店に出会えればいいけど… 嫌な思いをされた方もいます。それが意外と多いんです。せっかく楽しみにしているダイビングです。事前に知っておくといい知識をお伝えしたいと思います。

ダイビング指導団体の違い

世界中には多くのダイビング指導団体があり、大規模で有名な団体から小規模であまり知られていない団体まで色々あります。各ショップは、それぞれの指導団体の元でダイビングを教え、ライセンスが取得出来るシステムになっています。そして、その指導団体によって規模も指導内容も違ってきます。どれがいいかは自分で調べて決めるのが一番でしょう。
「スキューバダイビング主要指導団体一覧」

指導団体を明記していないお店は要注意！

ネットとかで調べてからお店を決められれば一番いいのですが。初めて申し込む方の多くは、そのお店はどの指導団体かを知らないで申し込むでしょう。サイトのトップページや、お店の入り口に団体名を書いていないお店は要注意です。例えば、世界最大で有名な「〇〇団体」がいいなと思ったお客さんが、その認定が出るものと解釈してお店へ行きます。お店の説明は「当店は△△団体のライセンスですよ。」と説明してくれるお店はいいのですが、説明なく始まり、すべてが終わってカードが送られて初めて違うのに気が付くのです。ショップは自分の指導団体を堂々と明記してプライドを持ってすべきです。明記ぜずにお客さんを釣るような店には注意して下さい。まずは自分でよく調べる。そして質問をちゃんとするのが一番重要ですね。

ライセンス料金が激安なお店は要注意！

ライセンスを取得するには、それぞれ料金がかかります。お店側にしても経費が多くかかるのです。例えば「講習代」はもちろん。それ以外にも必要経費が多いです。「教材費」、「プール使用料」、「海洋施設使用料」、「タンクレンタル代」、「器材レンタル料」、「申請料」、「交通費」など… それらの費用が多くかかるのに激安に出来る訳がないのです。では、どうして激安にしているのか？それは、それなりの問題があるのです。ケース別に書きます。

多くの人の講習を一度にする

一度に多くの人をまとめて講習をする。当然、一度にバーッとしてしまう方が利幅が多いからです。まあ、質より量という感じになってしまいます(笑)。大手ショップ様などは生徒も多いから仕方ないとは思いますが。でも、それでは付いていけない方もいるはずです。そんな方は、きっと嫌な思いをされてしまうでしょう！

無理やりに器材を買わせられる

コース料金は安いが、申し込む時に器材も買わせられる。実はそれが一番多いケースなんです。激安店は絶対に付いてくるシステムでしょう！私の知り合いはかなりしつこく言われたみたいです。コース料金に「別途に器材購入が必要」と書いてあるショップがあるくらいですので。本来、器材は自分が買いたい時に買うべきではないでしょうか？

ダイビングツアーに申し込ませる

コース料金を安くしてダイビングツアーに申し込ませるお店。なかなか断れないみたいですよ。また「他のお店には行ってはいけない！」と言われるお店もあるそうです(苦笑)。

ホームページと現実が違う！嘘が多い！

私が以前、沖縄慶良間に行った時、ホームページには「当店には自社専用ボートがあるので、快適にダイビングが…」というように書いてありましたが、行ってみたら、1つのボートに5つのショップが乗って、定員オーバー200％的な感じでした。「少人数制」とか書いてあっても嘘であるお店は多いです。「最短2日でライセンス取得」と書いてあるショップがあります。真面目にやれば、2日で終わる訳はないです。学科1日、プール1日、海洋2日が最低必要です。手抜きや省略しているとしか思えませんね。また「期間限定」、「ライセンス29,800円」、「39,800円」とかに惑わされないようにしましょうね！

私の経験・まとめ

私も海外や沖縄、日本で色々なショップやインストラクターに出会いました。素晴らしい人もいる中、インストラクター資格を剥奪した方がいいと思う人もいました。とにかく激安なショップには行ってはダメです！結論、コース料金がしっかり取っているお店はそれなりに充実した内容で講習しているケースが多いです。後で嫌な思いをしないことが最も重要です。皆様も、いいショップやいいインストラクターに出会えるといいですね。私も多くの素晴らしい指導者と知り合いました。